長島福祉健康センターには桑名市社協長島支所地域福祉係、桑名市社協ケアプランセンターがあります。また、長島デイサービスセンターほほえみには桑名市社協長島支所介護福祉係(通所介護・訪問介護・障害者居宅介護)、桑名市北部東地域包括支援センターがあります。これらの機関・施設に勤務する職員は全員が桑名市社会福祉協議会の職員であり、社会福祉とりわけ地域福祉についての知識・理解に対して研鑽に励んでいるのはもちろんですが、増加する認知症高齢者・その家族に対して適切に関わり支援する力も当然必要です。
多くの職員は認知症サポーターとしてオレンジリングを所持し職務に当たっています。しかし、新任職員やこれまで受講の機会がなかった職員も、認知症サポーター養成講座を受けることによりオレンジリングを所持し、より地域住民の方に安心して各機関をご利用していただけるよう、桑名市北部東地域包括支援センターからの提案で社協職員向け(正職員・嘱託職員)の認知症サポーター養成講座を開講することになりました。
当日はケーブルテレビCTY様が来られ、業務終了後にも関わらず熱心に受講する職員の様子を取材していただきました。
受講者は全員で8名です。地域福祉係の嘱託職員、経験豊富ながらこれまで受講の機会がなかった介護福祉係やケアプランセンター、北部東地域包括支援センターの有資格職員も受講しました。
講師は北部東地域包括支援センターの保健師・社会福祉士が担当しています。同じ職場の仲間が対象ですが、カメラが回っていることもあり緊張感がありますね。
受講テキストと「オレンジリング」です。「オレンジリング」は受講した方のみが所持できる「認知症サポーター」の証です。今回の講座で、職員全員が認知症サポーターになりました!認知症についてより理解を深め、適切にご支援させていただけるよう、職員一丸となって職務を全うしていきたいと思います。
受講した職員に感想を聞いたところ、「講師の保健師さんが、以前看護師として病院に勤めていたときの認知症高齢者との関りについて経験を交えて話してもらった。『お願いしたいことを伝えてもなかなか伝わらなかったときに、その方の世界観や人生を考慮して声かけに工夫をしたところ伝わった。』とのお話を聞いて、テキストには載っていない・また普段の事務の仕事ではなかなか体験できないような話が聞けて大変参考になった」とのことでした。
今回は未受講の職員向け対象でしたが、受講済の職員もオレンジリングの所持や資格を有していることにおごることなく学び続けていく必要性を改めて感じました。日々利用者の方や地域の方々と接する中で、受講して得たことを活かし、地域福祉の推進に役立てていければと思います。
開催の提案と講師をしていただいた桑名市北部東地域包括支援センターの皆さん、その様子を取材しにきていたただいたCTY様、本当にありがとうございました。
CTY 12ch
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社会福祉法人 桑名市社会福祉協議会 長島支所 長島企画推進係
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